TOMATO CUBE 桜歌詞
1.桜

作詞:西村ちさと
作曲:山元全

新しい歯ブラシを買ったり 昔の日記帳を開いた
散り行く花 桜吹雪踏まずに歩いた
歩道橋から見えるビルの街
遠くで胸震わせる故郷が淋しいねと 手を振って動き始めてる

サクラチル季節は廻って 追いつけない程に早く
まばたきの間で輝くあの日の木陰を探すよ いつまでも

空を見れば流れる雲が 途切れ途切れ浮かんで消えていく
緩やかな坂滑り降りていく自転車に乗って

サクラチル季節は廻って 合わせた歩幅確かめて
まばたきの間で輝くあの日の木陰を探すよ いつまでも

大きな声で「わはは」と笑っていたのになぜか
鏡に映る姿が少し哀しそうだった
1人を怖がる私を連れ出してくれた
あのつないだ手は二度とここへは来ない

サクラチル季節は廻って 追いつけない程に早く
まばたきの間で輝くあの日の木陰を探すよ いつまでも


2.あの娘の唄

作詞:西村ちさと
作曲:高橋竜大

シガレットゾーンには小さな女の子が居て
いつか行った景色の絵葉書壁でメダルのように
ある日彼が言った 「一人旅はいいもんだ」
近所の八百屋の息子はそのまま帰らぬ人となった

白い四角よ彼女を守ってね
優しいママの顔思い出せない

シガレットゾーンから諦めの煙昇った
「明日帰るからね」なんてウソっぱちだったのか
ある日彼女が言った 「ひとりぼっちもいいもんだ」
オートミール食べてケーキを一人占めにして

椅子に隠れて帰りを待ってる
明日も明後日も

ベランダのシーツはさらされ続けるが
涙の模様は初めてではない
泣くのは今だけ
そうでしょう?

シガレットゾーンから外へ目を向けてみれば
本当の境界を発作的に訪ねる
学園の教授はいつも「きおつけ!」と言うが
そのためにアイディアマンだって変わってしまったのよ

衝動はすでにサンダルを脱ぎ捨て
アフロなハートが火照り始めてる
飛ぶのは今だわ
間に合ってよ


3.甘い接吻

作詞:山元全
作曲:山元全

雨上がった昼下がり
ちょっぴりおめかしをして
口笛を吹いて通りを歩く
そよぐ風に手を振って 草木に照れ微笑む

弾む心で散歩にお出かけ
こんな晴れた午後には
澄んだ気持ち地ベタに寝転がろう
こんな晴れた午後には
弾む気持ちにそっと甘い接吻を

弾む心で散歩にお出かけ
こんな晴れた午後には
澄んだ気持ち地ベタに寝転がろう
こんな晴れた午後には
弾む気持ちにそっと甘い接吻を